ページを開くと世界地図がありました。

本当に小さくポッと点が打たれていますが、ここに沖縄の文字もほしいですねー。


ということで、タイ王国の様々なデータを日本と比較しながら、一部紹介したいと思います。


■タイ王国　-　Kingdom of Thailand

人口　6,740万人
首都　バンコク（人口864.3万、面積51.3万キロ平方メートル）

日本の人口は1億2千六百万で、東京23区の人口は875万となり近いですね。

タイの年間平均気温は28.9度となります。うん、いつ行っても暑いです。

政治体系は、立憲君主制となります。現在は2014年5月に発生したクーデター以降、軍が政権を担っていますが、プミポン国王（王室）による影響力が非常に高く、政治と王室の関係が特徴的だと思います。

略史　13世紀にスコータイ王朝、14世紀にアユタヤ王朝が成立。その後トンブリー王朝を経て、1782年にチャクリー王朝が成立。

経済　農業は就業者の4割強。失業率は14年に0.8％。

タイの出生率が10.2%で死亡率は7.7%となります。

日本は出生率が8.1%で、死亡率が9.8%です。日本人は減少を続けています。

タイの平均寿命は74歳で、日本は83歳です。

タイの識字率は96.7%で、日本は99%だそうです。

タイの国民総所得は、3,577億ドルで、日本は5兆8,999億ドルです。

タイの1人当たり国民総所得は、5,340ドルで、日本は46,330ドルです。

タイの宗教は仏教が83%、イスラム教が9%、その他となります。

殆どが仏教徒ですが、日本と同じように特別な宗教を持たない若者もいます。



タイの貿易依存度は、輸出が60%で輸入も60%。

通貨はバーツです。

タイへの観光客数は、2,655万人となり、観光収入は460億ドルです。

平成27年度の日本への観光客数は約2,000万人となり、2020年には4,000万人突破を目標としている事から、この数値は逆転しそうですね。



タイの自動車保有台数は1,392万台で乗用車1台当たり9.4人です。
日本は7,662万台となり、乗用車1台当たり2.1人です。ここは日本のほうが多いですね。

タイの携帯電話契約数は9,710万件となります。日本は1億5270万件ですが、百人あたりで換算すると、タイは百人あたり144件で、日本は百人あたり120件なのでタイのほうが多いですね。

タイのインターネット利用者率は35%です。日本は90%となります。

バンコク市内では、誰でもスマホを持っており、インターネット利用者率はもっと高いように感じてしまいますが、全体的に捉えると貧富の差は激しいので、30%台なのかもしれません。

最後に、タイの日系現地法人数は2,178社で、在留邦人数は約6.5万人です。


タイの数値を見ながら、ぼんやりと「あんな事があったなぁ。こんな事があったなぁ。」などと思ってしまいました。


私はまだタイに関わってから2年ほどしか経っていませんし、肌感覚ですが、全ての統計データと数字がしっくりきました。


データで考えるタイも面白いものですね。


本には、もっと様々なデータが記載されていますが、一部の紹介だけに留めたいと思います。
定価本体650円なので、さくっと購入をおすすめしますよ。


※2016データブック　オブ/ザ・ワールド　世界各国要覧と最新統計より